・Amazonアソシエイトのメールアドレスを変更したいのに、設定場所が見つからない…
・ログイン用のメールと通知用のメール、何がどう変わるのか分からない…
・招待メール/権限切替の手順がややこしくて、途中で詰まってしまう…
Amazonアソシエイトのメールアドレス変更は、実はただの「設定変更」ではありません。
アカウントの名義を切り替える形になるため、手順を正しく進めることがとても大切です。
設定場所が見つからなかったり、招待や承認の手順を誤るとログイン不能になることもあります。
この記事では、つまずきやすいポイントを整理しつつ、安心して進められるように手順を分かりやすくまとめました。
流れを理解しておくことで、変更後の通知管理や運用もスムーズになり、効率的なアフィリエイト運用に繋がります。
1 変更前の確認事項・注意点

Amazonアソシエイトのメールアドレス変更は、すべてのユーザーが自由に行えるわけではありません。
以下のような条件に該当する場合は、そもそも招待メールの送信や変更操作ができなかったり、本来操作できるはずの機能が押せなくなり、薄い色になって選択できない状態(操作不可)になることがあります。
現在のアカウントが「フルアクセス」権限であることが前提
メールアドレスの変更手続きを始める前に、まずは自分のアカウントに「フルアクセス(Full Access)」権限があるかを確認しましょう。
この権限を持つユーザーだけが、招待メールの送信や、メインメールアドレスの切り替えなどの管理操作を行えます。
確認手順は以下の通りです。
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Amazonアソシエイトの管理画面にログイン
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右上メニューから横線三つ「アカウント」→「アカウント管理」→「アカウントユーザーの追加・削除・変更」を開く
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自分のメールアドレス欄に「フルアクセス」と表示されているか確認
もし「閲覧専用」や「編集のみ」と表示されている場合は、管理者に権限を昇格してもらう必要があります。
権限がない状態で進めると、招待や承認操作が行えず、途中で手続きが止まってしまうことがあります。
まずはこの確認を済ませてから、次の「新しいメールアドレスの招待手順」に進みましょう。
変更できない/制限されるケース(招待できない、権限不足)
Amazonアソシエイトのメールアドレス変更は、すべてのユーザーが自由に行えるわけではありません。
メールアドレス変更は「アカウント名義の切り替え」操作になること
Amazonアソシエイトのメールアドレス変更は、単に「連絡先を入れ替える」だけの操作ではありません。
実際には、アカウントの管理者権限(名義)を新しいメールアドレスに引き継ぐ操作となります。
つまり、今までのアカウントに新しいユーザーを「招待」し、そのユーザーに「フルアクセス権限」を与えることで、名義を切り替える=アカウントの所有者を交代するという仕組みになっています。
そのため、単純なメール変更フォームは存在せず、実際の操作は
「新メールを招待 → 新メールで承認 → 権限切り替え → 旧メール削除」
という流れで進める形になります。
この仕組みを理解せずに進めると、招待メールが承認されない、または新旧アカウントが混在するなどのトラブルに繋がることがあります。
作業前に「これは名義の交代操作である」という意識を持っておくことで、手順を間違えずスムーズに変更を完了できます。
招待メールを送る前にログアウトが必須な理由
Amazonアソシエイトで新しいメールアドレスを招待する際には、必ず一度ログアウトしてから招待手続きを行うことが重要です。
2 ステップごとの変更手順

ここからは、実際の画面操作の流れに沿って「どの順番で何をするか」を整理していきます。
上から順に進めれば、そのまま安全に切り替えが完了するイメージです。
1 新しいメールアドレスをアカウントに招待する
次に、Amazonアソシエイトの管理画面から新しいメールアドレスを招待します。
この操作によって、新しいアドレスに管理権限を引き継ぐ準備が整います。
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Amazonアソシエイトの管理画面にログイン
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右上三本線 メニューから 「アカウントの管理」 → 「アカウントユーザーの追加・削除・変更」 をクリック
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「ユーザーを追加」欄に、切り替えたい 新しいメールアドレス を入力
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権限設定を「フルアクセス(Full Access)」に変更して招待を送信
- 送信後、新しいメールアドレス宛に招待メールが届きます。
この時点で、必ず一度現在のアカウントからログアウトしておきましょう。
ログアウトせずに承認リンクを開くと、旧アカウントの情報が優先されてエラーが発生し、承認が進まないケースがあります。
安全に切り替えるために、招待を送信したら一旦サインアウトし、ブラウザを閉じてから次の承認ステップに進みましょう。
2 新メールで招待リンクを受け取る & 承認手続き
新メールで招待承認が完了したら、**主担当(管理連絡先)を新メールに切り替え**ます。
4 古いメールアドレスをアカウントから削除(任意)
主担当の切替と通知先の更新が完了し、運用に問題がないことを確認できたら、**旧メールユーザーを削除**してアカウント管理をシンプルにします。
組織運用やバックアップ用途がなければ削除でOKです。
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Amazonアソシエイトに新メールでログイン
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アカウント設定 → アカウントユーザー を開く
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ユーザー一覧から旧メールアドレスを選択
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権限が残っていないこと(フルアクセスが旧側にないこと)を確認
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削除(Remove / Delete) を実行 → 確認ダイアログで承認
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いったんログアウト → 再ログインして、旧メールが一覧に無いことを確認
💡ワンポイント
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削除前に、レポート自動配信・支払い関連・通知メールが新メールで受信できるかテスト送信で確認すると安心です。
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2段階認証(MFA)やバックアップコードの回復用メールが旧アドレスのままになっていないかも要チェック。
💡回避のポイント
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旧メール側にリンク作成・支払い情報閲覧などの権限が残っている状態で削除しない(途中で作業が止まる原因)。
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複数名運用の場合、削除前にチームへ周知。請求書や税関連の通知が旧メールに届く設定のままになっていないかも確認しましょう。
3 トラブル事例と対策(Q&A形式)

4 規約・公式ヘルプの確認ポイント

Amazonアソシエイトのメールアドレス変更は、単純な設定操作のように見えても、Amazonのアカウントポリシーと連動した正式な権限移行手続きです。
規約に沿って行わなければ、招待が無効化されたり、アカウントが一時停止されることもあります。
とくに、仕様変更が入ることがあるため、実際の操作前に一度は公式ヘルプを確認しておくと安心です。
Amazon公式ヘルプの確認を最優先に
5 変更後にやるべきことチェックリスト

メールアドレスの変更が完了しても、設定や通知が旧アドレスのまま残っていることがあります。
ここでは、抜け漏れなく移行を終えるためのチェックリストをまとめました。
1 新メールでログインできるか確認

